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ガレージの電動シャッターの古いリモコンをスマートフォンで操作できるようにしてみた

更新日:

電動ガレージ(シャッター)のリモコンを増やしたい件、スマートフォンで操作する「スマートガレージワイヤレスコンバーター」を導入してみたので、完結編です。

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リモコンが1枚しかなく、廃盤商品だとどうすれば良いのか?

当サイトを初めて訪れた方に経緯をご説明しますと、我が家の電動ガレージは、文化シャッターの「SRX8910」の受信器と松下製のセレカードIというリモコンを使って操作するタイプですが、リモコンが1台しかなく、なにかと不便でした。

普段は、車を出し入れすることの多い私(妻)がリモコンを持っており、夫が帰宅する際は家の中からリモコンを操作してシャッターを開けるか、夫が車を一度降りてガレージの中に入り、壁のボタンを押して開閉していました。

夫からすれば自動とは言えず、雨や寒い日で自分で開けなければならない時は面倒だったと思います。

では、リモコンを買い足せばいいじゃないかと言われると思いますが、我が家は築25年。

同じリモコンは既に販売しておらず、代替品もなく、オークションサイトなどで発見するしかありませんでした。

中古住宅を購入した方や、古いタイプの自動ガレージを導入した方は、私どもと同じような状況の方って多いのではないでしょうか?

メーカーに問い合わせたところ、ガレージの受信機自体を交換するしかない、と言われ、見積もりは大体8万円くらいでした。

リモコンが1枚欲しいだけなのに、なかなかの金額。

また、受信機を交換して新しいリモコンになったとしても、またいつかリモコンが廃盤になったときに、毎回受信機を交換するのってどうなのよ?という思いもありました。

そこで、メーカー以外が出している商品を探していたら、エアリースタースマートガレージワイヤレスコンバーターという商品があることを知りました。

エアリースターとスマートガレージワイヤレスコンバーターの違い

エアリースター

https://cepinc.jp/chumon/Airy/Airy_info.html

スマートガレージワイヤレスコンバーター

https://sysdes.jp/product/smartgarage-wirelessconverter/

スマートガレージ

当初、こちら2つの商品の違いが良くわからなかったのですが、よく調べてみると、全く仕様が全く違いますので、目的によって選択肢が変わってくると思います。

エアリースターは、従来の受信機とつなげて新しい受信機&リモコンを使えるようにするタイプ。
リモコン2個付きでも13,800円と安価なのが特徴。

スマートガレージワイヤレスコンバーターは、従来の受信機の電波を登録することで電波を経由して受信機を動かすタイプで、スマートフォンのアプリで操作できるようになるのが特徴です。本体で14,000円~ですが、スマホで操作するのでリモコンはついてきません。(別売リモコンあり)

リモコンや受信機が壊れている、または、新しい受信機も追加してリモコンで操作したい、という場合はエアリースター

今現在、受信機やリモコンは稼働していて、いつかシャッターごと変えるかもしれないとか、スマホで操作したい、なるべく簡単に設置したい、シャッターを開け閉めする人が複数人いる、という方はスマートガレージワイヤレスコンバーターが良いのではないかと思います。

我が家は文化シャッターのSRX8910が受信機で、リモコンは松下製のECA1302の組み合わせでしたが、同じ組み合わせでエアリースターを導入したかなめさんが以前の記事に導入後の感想をコメントをくださいました。

こんにちは、先日コメントした、かなめです。
エアリースターのメーカーに問い合わせをして「恐らく設置可能」と返事が来たのでDIYしました。
結果、大正解でしたよ!
毎度壁のスイッチを押して開閉していた煩わしさがスッキリ解消しました。
もっと早くやっておけばよかったと嬉しい後悔です(笑)               

ちなみに、コンセントはシャッタースイッチ付近ではなく、DOORSIXTY本体付近です。
DOORSIXTY本体やリモコン受信機用のコンセントが近くにコンセントがあるはずです。
既存のリモコン受信機をエアリースターに変えるだけなのでコンセント工事は不要です。
配線工事も男子であれば小学生か中学生レベルの知識でできるので簡単にDIYできます。(工事中はDOORSIXTY本体のコンセントを抜いておけばショートや感電の危険もありません)

説明書をみて簡単に出来ました。
DOORSIXTYの接続タイプは説明書の「Dタイプ」でした。
メーカーのHPからも説明書がDLできるので一度見てみてはいかがでしょう。

ついでに老婆心で・・・
別記事の「スマートガレージワイヤレスコンバーター」ですが、これも良さそうですね。
気になったのがBluetooth通信ってところですが、
Bluetoothは規格(バージョン)によって通信距離が異なります。
短いものだと規格上は10m(実際は3m程度)の規格があるので注意が必要です。
規格上100mのもの(Class1、100mWの出力)もあるので、
1.お使いのiPhoneの出力がどの程度なのか、バージョンはいくつなのか
2.受信機がそのバージョンに対応しているか
の確認をお勧めします。

とのことでした^^

私は配線工事の部分に不安があったのですが、配線も簡単にできたようですね!

もし、同設備の方でリモコンや受信機が壊れている!とお困りの方、参考にされてください。

かなめさん、ご報告ありがとうございました^^。

かなめさんのご報告で、エアリースターが導入できた、ということが分かったので、我が家はもう1つの手段「スマートガレージワイヤレスコンバーター」の方を導入することにしました。

スマートガレージワイヤレスコンバーターは工事不要で、スマホで操作できるようになるという点に惹かれました。

リモコンを持ち歩くのもかさばるし、落としたりも不安。できれば手軽にリモコン機能が使えればいい、という判断です。

以下はスマートガレージの導入編です。

スマートガレージワイヤレスコンバーターでスマホアプリでシャッターの開閉を実現してみる!

最初に、我が家の設備でスマートガレージワイヤレスコンバーターが使用できるか、販売会社さんへ問い合わせをさせていただきました。

使用可能&モニター価格ということだったので、購入を決定。

サイトでは、受注販売で納期まで1週間とのことでしたが、注文後数日で届きました♪

スマートガレージコンバーター

我が家はレガシータイプのスマートガレージワイヤレスコンバーター本体(@14000円~)と防水リモコン(@8000円)を購入しました。

本体(コンバーター)が思ったよりも小さかったのでびっくりしました。

これなら置き場所に困らないですね。

↑上の画像は参考までにボールペンと一緒に撮影しました。

スマートガレージコンバーターとリモコンセット

勝手にA5サイズくらいあると思っていましたが、もっとコンパクトです^^

設定は説明書にある通りに進めれば、簡単に登録できます。

スマホにアプリを入れて設定

携帯に専用アプリをインストールして、起動。

アプリ画面から届いたコンバーターのQRコードを読ませたり、リモコンの型番を選択したり、持っているリモコンをコンバーターの脇でピッ!なんてしながら進めて行けば登録完了です。

迷わず進めて行けば10分もかからないと思います。

今回、同時に購入した防水リモコンや2台目のスマホへの登録はさらに簡単に登録できました。

スマートガレージアプリ画面

上の図はスマートガレージのアプリダウンロード画面です。
iPhoneでの操作でApp Storeの画面ですが、取扱い説明書にアプリへの直接QRコードが記載されているのでそちらを読み込んでもOK。

スマートガレージアプリ画面

アプリの起動画面です。

設定するリモコンにもよりますが、基本このような画面でボタンを押すことでシャッターの開閉ができるようになります。

アプリ自体は英語表記ですが、シンプルで特に難しいと思う点はありません。

自分の車の画像に変えたり、ボタン音を変えたりとカスタマイズもできます。

もっとスタイリッシュなデザインだといいなぁ~なんて個人的には感じますが、まぁ、誰かに見せるものじゃないですし、アップデートに期待です。

本体をシャッター近くの見通しの良い場所に置く

登録が完了したら、本体(コンバーター)をシャッター近くの窓際や見通しの良い場所に置けばOKです。

本来、見通しの良い場所が良いとは思いますが、我が家の場合はガレージ内の納戸の中に入れました。

スマホのアプリを起動してボタンをピッ!

「通信中」というようなメッセージが出た後、シャッターが動きました♪

Bluetoothでの通信なので、既存のリモコンを使うよりは体感で2~3秒ほど反応は遅いですが、気になるレベルではありませんでした。

また、反応距離の点も、我が家の場合はシャッターの前から操作するので問題なし、という印象です。

もしも、反応距離が気になる場合や敷地が広い、遠い場所からも操作したい、という場合は屋外用のコンバーターや専用のリモコン等で対応されると良いと思います。

我が家の実際の使用方法

スマートガレージワイヤレスコンバーターは既存のリモコンも利用できるので、

・私/既存のリモコン&iPhone
基本的には、車の中に入れっぱなしの既存リモコンを使用。後でシャッターを閉めたい場合や事前に開けておきたい場合はスマホで操作

・夫/新規防水リモコン&Android
基本的には防水リモコンで操作。後でシャッターを閉めたい場合や事前に開けておきたい場合はスマホで操作。
 

と、リモコン&スマホの両方使いの予定です。

こうすることによって、それぞれ使い分けることができますし、スマホの電池切れやリモコンの故障などトラブルがあっても回避できます。

スマートガレージワイヤレスコンバーターのメリット&デメリット&注意点

スマートガレージワイヤレスコンバーターのメリット

  • スマホで操作するので、操作できるようにしたい人が増えても、リモコンを買い足す必要がない
    (リモコンがいい人は別途リモコンを購入)
  • リモコンがなくてもスマホがあれば操作できる
  • 万が一、受信機やシャッター丸ごと入れ替えてメーカーが変わったりしても(対応していれば)使用できる
  • スマホで操作できるので、リモコンが壊れた、落とした、電池切れでも操作できる
  • 家のスマート化を実現できる
  • リモコンを持ち歩く必要がない(我が家は敢えてリモコンも使っていますが)
  • 既存のリモコンも壁のボタンも利用できる
  • シャッターが2基ある場合も2ch切り替えタイプがある
  • 配線や工事がない!
  • 設置が簡単!

私にとって良かった点は何と言っても工事がない点です。
設定が済んだら、本体をガレージに持っていって終わり。

工具を用意して足場を準備して配線を・・というようなことが全くないのは、本当に画期的。

また電池式なので、電気をくわないのも安心安全かなーと思います。
(大本の受信機自体を変えないので、受信機は電気を使っています)

スマートガレージワイヤレスコンバーターのデメリット

  • スマホのみで操作の場合、スマホが充電切れ、故障の場合はスマホでは操作できない(当たり前ですが)
  • コンバーター(屋内)の電池は1年持つそうですが、電池切れには注意
  • Bluetooth通信なので、機種や規格などによって対応範囲が異なる(遠くで操作する、敷地が広い場合は注意)
  • スマホのアプリを起動する必要があるので、両手で動作する必要があるかも?
  • 防水リモコンが@8,000円なので、本体のみ14,000円(税別)~と、リモコン2個付きで13,800円のエアリースターよりは少し割高感がある(その代りスマホがリモコン代わりになる)
  • 一旦通信するので、反応が数秒かかる

実際に他の製品を使って比較ができないので一概には言えませんが、デメリットとしては上記が挙げられるでしょうか。

でも、我が家のようにリモコンが足りずに困っていたり、スマートフォンで操作できるようになりたい、という方にとって選択をやめる、となるような大きなデメリットはないと思います。

スマホは何台でも登録できるので、我が家に訪れる家族や友人にも気軽に登録してもらえるのがいいですね。

リモコンを渡すよりも、アプリの方が気軽です♪

スマートガレージワイヤレスコンバーターの注意点

スマートガレージワイヤレスコンバーターでも、エアリースターでも言えることですが、ご購入前に、ご使用中のシャッターの型番やリモコンの型番などが対応しているか、サイトでよく確認しましょう。

ほとんどのメーカー、機種には対応しているようですが、不安なら予めお問い合わせすることをオススメします。

また、今現在使っているリモコンが既に壊れていたり、紛失して無くしていたりする場合も先に問い合わせされると良いでしょう。中には使用できない機種もあるかもしれません。

私も購入前にお問い合わせをさせていただき、丁寧にお答えいただけましたし、動作保障します!とおっしゃっていただけたので、安心して購入することができました。

もし、お使いの電動シャッターにリモコンが不足しているorスマホでシャッターを動かせるようになりたい、という方、オススメです!

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