コロナ禍。ですねぇ~・・・。
本当、この2020年。一生忘れられない一年になるのでしょう。
失われた1年、だけど、この先一生関わる大事な1年、という不思議な2020年です。
さて、このコロナ禍で、「家選び」っていったいどう変わったのでしょうか?
興味深く思っていたので、自分なりの考察とテレビや紙面で知った事項と、まとめておきたいと思います。
目次
コロナ禍で家なんて買うかっ!?と思っていたけれど・・
主に飲食業や接客業、観光業に携わっていた方々は職を失ったり、時短になったり・・と収入が減った人もたくさんいるのではないでしょうか。
私自身も例にもれず、コロナ禍で飛んでまった仕事も多くあったので、仕事の面、収入の面で大変不安に感じました。
・・経済は止まってしまった・・
そう感じていたので、おそらく住宅業界も厳しい時代なんだろう・・と。
でも、実態を見るとそうでもないようです。
テレワークで住宅事情も新しい様式に
大きな変化と言えば「テレワーク」ですね。
今年はテレワークが推奨されたことで「出社」がなくなくなったことで、住む場所が限定されない、という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
そこで、「仕事に出社するための家」から「仕事するための家」になり、外出が減る一方で「楽しむための家」にもなり、より「家」の役割が重くなったのではないかな、と推測します。
「働く」ために郊外の物件を探す人が増えたらしい
都心に住む人は、出社がなくなったことで、必ずしも会社へのアクセスを加味した場所にいなくても良くなりました。
また、家で働くために「働く環境」の方が重視されるようになりました。
そこで、子供がいる人なんかは、家族の生活音や声が聞こえにくい部屋がある家を求めたり、同じ家賃ならば、もう少し広く、景色を楽しめるような郊外に引っ越したり、そういう動きがあったようです。
なるほど、田舎に住んでいるわたくしには分からないですが、「テレワーク」ならば、「駅」や「バス停」などの観点がなくなりますから、住む場所はどこだって構わないのです。
交通の便の良さ、がコロナ時代ではそれほど重要ではなく、逆に「過ごしやすさ」「仕事のしやすさ」が重要ということですね。
「密」な集合住宅より一戸建てが人気?
今年はとにかく「密」や「接触」が嫌われたので、家に帰るまでにエレベーターや手すりなどに接触しなければならない集合住宅よりも、限られた人しか触らない一戸建てが人気だったようです。
アパートなどは仕事がしやすいメゾネットタイプや小さくても仕切りのある仕事部屋になりうる部屋がある物件が求められたようです。
ハウスメーカーもいち早く「抗菌」素材をアピールしだした
新築注文住宅メーカーや建売住宅でも、変化がありました。
いち早く「抗菌」素材をアピールしだしましたね。
壁や手すりなどにやたら「抗菌」素材を使って、クリーンな家と謳いだしました。
また、やはり仕事がしやすいスペースを設けたり、玄関のすぐに手洗い場を設けるなど、【コロナ禍らしい仕様】となっていたのが印象的です。
特に印象深かったのは、
・玄関を入り、靴を脱ぐ前に(もしくは入ってからすぐ)手洗い場がある
・玄関にクローゼットを設け、中に紫外線のライト
・家中に空気清浄機
などなど。
家の「殺菌」「除菌」「抗菌」などがキーワードになっていたようです。
既存の家でも使える菌グッズあれこれ
では、ここまでは新しい家の話でしたが、既存の生活でも抗菌」「除菌」グッズが多く登場しました。
効果はいかほどかは分かりませんが、いくつか気になるものをご紹介しておきます。
ハンガー近くやクローゼットに使いたい紫外線のライト
確か、ハウスメーカーがつけていたのがこのような仕様の除菌ライトでした。
クローゼットや玄関近くのハンガー近くに両面テープで貼れば対応できます。
眼鏡やマスク、スマホの除菌に
個人的に気になったのが、マスクや眼鏡などに使える、ボックスタイプの消毒グッズです。
家の鍵や小物を入れておくのにいいなぁーと感じています。
歯ブラシ除菌器も・・確かに!
確かに歯ブラシの除菌も大切ですね。
これはコロナ関係なく、普段から対策しなければならないのに、意外と盲目です。
我が家ではとにかくファブリーズの消費がすごかった
我が家の例ですが、取り急ぎできることとして、除菌スプレーを拭きまくりでした。
さすがに新型コロナが感染拡大しはじめた3月、4月には店頭から消え、手に入りずらかったですが、うちはもっぱらファブリーズの「アルコール成分入り」。
子供がいるのでアルコール入りは避けてきたのですが、そうは言ってられなくなり、店頭で見つければ購入しておりました。
これからどうなる?コロナ禍での生活様式
新しい生活様式、という言葉が言われたこの1年。
ワクチンができたとしても、すぐには前の生活には戻らず、「新しい生活様式」がある程度定着するのではないか?というのが私個人の見解です。
もしかしたら、テレワークが当たり前になって、都心の高層マンションなんて安くなるかもしれませんね。
田舎の自然豊かな暮らしが見直される時代が来るかもしれません。
どちらにせよ、人々が豊かに心穏やかに過ごせる時代が来ることを望みます。