物件購入時、浴室と台所を中心にリフォームをかけました。
引き渡しが冬だったことと小さな子供がいたので、浴室の床は少しでも冷たくないものがいいと以前から考えていていました。
ユニットバスではなかったので、床のタイルだけ、冷たくないものに変えることにしました。
私たちはリクシルの「サーモタイル」を選びました。
施工の様子と使ってみた感想を挙げてみます。
目次
リクシルのサーモタイルとは?
リクシルは結構タイル建材を出していて、床だけではなく壁などのタイルも豊富です。
有名どころは、テレビ番組「有吉ゼミ」でヒロミさんがご自宅やお店改造に何度か使っていた「エコカラット」でしょう。
タイルって一昔前のもののように感じますが、最近のタイルって機能的でおしゃれですね。
絵画を飾るように壁の一部分をタイルにするのもアリだなって感じています。
さて、話を戻して、浴室の多くを占める床は、雰囲気作りとしても重要な部分だろうと、色や柄を決めるのに何度も展示場に見に行き、実物を確認しました。
私たちが望んだのは温泉宿のような「お風呂」。
したがって、石のような柄を選びました。
リクシルサーモタイルの種類
石っぽいものから、単色のもの、パステルカラーのものなど、様々です。
表面がザラザラしているのが特徴です。
ピックアップした柄はこちら
プレージョ
濃淡のグレーに白線が自然なプレージョ。工事の担当の方からはこれをオススメされました。
グレートを基本にした濃淡の4色。上がPRG-33、下がPRG-34
グランリベルタ
プレージョが大理石だとしたら、グランリベルタはもう少し岩っぽく黄色味が強いでしょうか。
グレー系、茶色系の2色。こちらはGRT-31。
ジョイアストーン
グランリベルタよりも青さが強いジョイアストーン。
白っぽいものから黒っぽいものまで5色あります。写真はGIO-34
プレージョとグランリベルタ、ジョイアストーンと迷ったのですが、落ち着き感があるグランリベルタを発注。
ちなみに展示場では、ジョイアストーンが玄関に使われていたのですが、お風呂には青が強くて寒々しくなるかな?と思って止めました。
また、グランリベルタはなぜか真四角のタイプはなく長方形タイプになるので、互い違いのレンガのような敷き方になり、施工費が少し高くなります、と言われましたがそれでもいい!とお伝えしました。
サーモタイル施工前の浴室
クリーム色のタイルで壁と同じ種類のタイルでした。
これでも悪くないのですが、せっかくなのでタイルだけ変えることにしました。
浴槽周りが石に囲まれているので、床も石っぽくすることにしました。
浴槽は後に白へ塗装します。
参考記事:
サーモタイル施工途中
リフォーム中、見に行ったらタイルが届いていました。
フラッシュのせいで少し白っぽく見えます。グランリベルタです。
浴槽は白く塗装され、床のタイルははがされていました。
サーモタイル施工後完成
サーモタイルを敷いた後です。
実は施工中、側面のタイルが割れてしまったようで、急きょ、床だけではなく洗い場の側面も同じタイルを付けることになり、思いがけなくだいぶ岩っぽいお風呂になってしまいました。(写真では側面のみ施工途中)
最初はちょっとグレー過ぎない?と思ったし、側面の前後で別々のタイルになってしまったので統一感がないかな?と思ったんですが、まぁ、見るのって全面だけだし、高級感が増したように思えてきて、今では気に入っています。
※上の画像は照明の都合で少し赤っぽいです。
リクシルのサーモタイルを使ってみた感想
元々のタイルでお風呂に入ったことがなかったので、比較ができないのが残念なんですが、リクシルのサーモタイルはヒヤッとしない程度。
施工は真冬だったので、最初は冷たいじゃんっ!!と思っていました。
でも、発熱はしないわけですから当然ですね。過度な期待は禁物です。
温かくなってからの季節は床が冷たいということもなく、快適に過ごしています。
きっと、ユニットバスの床材の方が冷たくないんじゃないかな?とは思いますが、タイルでこの感じなら満足です。
また、温度だけなく良かった点が「カビや汚れが気にならない」ということです。
表面がざらざらしているので、シャンプーカスなど、たまってしまうのかな、と覚悟していましたが、全く気にならないですね。
以前はユニットバスの床にもピンクカビが発生していたのですが、全然ないです。
グレー色にしたのが良かったのかもしれません。
半年過ぎましたが、ゴシゴシ床をこすらないといけない、ということは皆無でした。
意外にお掃除が楽になったのも良かったです。
また、表面がザラザラしているので滑りにくいのも良かったです。
グランリベルタの淡いグレーにしたので、暗かったお風呂が多少明るくなって、淡いグレーで正解でした♪