梅雨に入って、ますます雨どいを直したくなってきました。
以前簡単に修繕したときの記事はこちら
今ついている銅の雨樋は修理できる部分は修理しましたが、やっぱり全体直した方がいいのかなー?とか。
主人はもう銅製の雨どいにはしない!と言っていますが、調べたら銅製の雨どいも今はステンレスなどと合わせて強度もかなり高くなっているようです。
そこで、下調べ。
目次
和風の住宅に合う雨どいを探してみた!
パナソニック いぶし雨とい
ホームセンターで雨どいを見ていたらパナソニックのカタログが置いてあってビックリ。パナソニックって雨とい出ているんですね。
(色々とサイトを見ていたら、雨どいじゃなくて雨といって書いてあった。どっちなんでしょう)
ご紹介したいのが、「いぶし雨とい 匠シリーズ」。
見た目は純和風なのに、素材は最新鋭、というようなあまといです。
現在、銅の雨樋の家からの交換にはぴったりですね。
塩化ビニールの雨どいは嫌というご家庭にもいいと思います。
シンプルなものから、ガッツリ和風のデザインまで多様。
色は銅素材の雨どいを3年くらい使った後くらいの茶色、でしょうか。
素材:0.3mm厚のステンレス芯材に銅めっき+アクリルフィルム
匠シリーズ 新角
参考:https://sumai.panasonic.jp/amatoi/ibushi/lineup/sinkaku_pj60_01.html
匠シリーズ 丸・竹・角
参考:https://sumai.panasonic.jp/amatoi/ibushi/lineup/maru_01.html
パナソニックのサイトでも見ることができます。
http://esctlg.panasonic.biz/iportal/cv.do?c=3456950000&pg=1&v=PEWJ0001&d=activeOut
神社仏閣や町屋のような建物などにもイメージを崩さないですね。
ちなみに素材のメインはステンレスで外側を銅メッキで仕上げているので、酸性雨に強く穴が開きにくく強いそうです。
ただし、防錆塗料&アクリルフィルムが施されているので、銅製特有の経年の緑青色の変化はないようです。
イメージとしては銅製の雨といが数年経って茶色に変色したくらいの色合いをずっと保つ、ということでしょう。
見た目からすると塩ビの雨とい色よりツヤと重厚感、高級感がある、という感じですね。
メーカーページ
https://sumai.panasonic.jp/amatoi/ibushi/tokucho1.html
パナソニック Archi-spec Toi(アーキ・スペック トイ)
素材:フッ素樹脂塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板
パナソニックのカタログで和モダンに合うと紹介されていたのがArchi-spec Toiとサーフィスケア、アイアン丸でした。
今、パナソニックで押しているのがArchi-spec Toiのようです。
とてもシンプルでモダン。屋根に近い位置にある「とい」で、まるで屋根の一部のよう。
従来の雨とい、という概念がないですね。そう、「とい」がない屋根のような感じ。
グッドデザイン賞2014を獲得しているのもうなづけます。
マットな色合いのシルバー、ブラウン、ブラックの3色。
ただ、特殊なデザインなので設計段階で取り入れる方が良さそう。リフォームは条件があるようなので要確認です。
施工例を見ると和モダンの素敵な邸宅が出ているので見ているだけでもほれぼれします♡
メーカーページ
https://sumai.panasonic.jp/amatoi/archi-spec_toi/
施工例ページ
http://sumai.panasonic.jp/amatoi/archi-spec_toi/works/
パナソニック サーフィスケア
パナソニック雨といの「雨といアイアン」というシリーズのひとつ。
素材:プラスチックとスチールの融合させた素材。硬質塩化ビニル樹脂の中にスチール芯を入れて一体化。
シリーズ内のFS-II型なら、排水能力はパナの中で最大で、耐久性も高いんだそうです。カラーリングも豊富です。
ツヤを抑えた質感で黒かブラウンなら、和風住宅にもモダンさがプラスされて良さそうです。中吊りなので外観を損なわないんですね。
金額ですが、パナソニックの雨といの標準の雨といを100、としたら、いぶし雨といは313、アーキスペックトイは266、だそうです。
(もちろん、シリーズや型番にも寄りますが、)サーフィスケアは170or135なので、現実的なのはこれかなという感じです。
メーカーページ
https://sumai.panasonic.jp/amatoi/aian/lineup/s04_sa_fs1_01.html
パナソニック外回りのカタログページ
銅製雨どいメーカーを調べてみた!
では、もう少し銅製押しの銅製の雨樋って今でもあるのか?ということで調べてみました!
雨といメーカーのタニタハウジングウエアのサスク&スーパー銅雨とい
ありましたありました。銅の雨とい。
スゴイ!キラキラです!
サスク
「サスク」は0.3mmのステンレス鋼に厚さ0.1mmの純銅を合わせた素材。
パナソニックの「いぶし雨とい」と似ていますが、こちらはメッキではなく銅を原子間で熱融着させたもので、メッキ処理よりも約10倍厚いんだそうです。
20年~160年の銅の減耗量なのだとか。メッキと違って剥がれにくい、ということですね。
また、パナソニックのいぶし雨といは、メッキの上からアクリルフィルムを施しているので色味の変化はありませんが、タニタの銅雨どいはフィルム加工はないので、緑青の色合い変化を楽しむことができます。
要は素材はステンレス、見た目は銅、の雨といですね。
参考:https://www.tanita-hw.co.jp/product/104/
スーパー銅雨とい
「スーパー銅雨とい」は、特殊塗料による内面コート処理がされていて、耐久性が高い銅雨とい。
したがって、外側の銅部分は色調変化があります。
素材:0.35~0.4mmの銅の内側に無色の特殊塗料が施されている。
スーパー銅雨といの素材は銅、で今までの銅の雨といよりも耐久性があるよ、ということのようです。
つまり、素材は銅で内面にコートがあって耐久性がある銅の雨とい。
純粋に「銅の雨樋」というのでしたら、このスーパー銅雨どいになるのでしょう。
「サスク」は外側が銅で、本体はステンレスです。
サスクとの併用も可能だそうです。
こちらは銅の雨とい部品など多様に揃っているのが特徴です。さすが雨といや外装の専門メーカーですね。
メーカーページ
https://www.tanita-hw.co.jp/product/104/
私たちの結論は・・?
予算との都合、が一番なのですが、今の我が家は表から見えるところは銅の雨とい、表から見えない勝手口周辺は塩ビの雨といになっています。
また、壁や柱は色が変わってきているから、雨どいだけ新しくビカビカ光っている、というのも・・浮いてしまうんじゃないかという懸念があります。
経年変色は捨てがたいんですが、見えない部分や1階はモダン雨どいにして、見える部分や飾りが特徴の部分は「パナソニックのいぶしシリーズ」など、部分部分によって使い分けが必要かな?って思っています。
ただ、今回は耐久性を重視したいなって思います。
予算との問題、ですけど・・。
施工例に出しても全然いいので、メーカーさん!試しに我が家の雨どいを修理してもらえませんかっ!!(タダで)
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