銅製の雨どいを自分達で修理をした方法と実例、その感想を書いていきます。
住宅の設備や素材等になんの知識もなかった私たちですが、我が家の雨どいが銅製であることを後で知りました。
雨どいだけではなく、屋根や縁側、窓の縁?などあらゆるところに銅が使われていました。
我が家を購入後、友人や家族にお披露目会をするわけですが、住宅設備に詳しい親族が訪れたときのこと。
みたいな^^;
そうなのです。我が家の雨どいは銅で、屋根の一部も銅が使われているのです。
確かに住宅を色々と見て回ると、今時、銅の雨どいなんてないですよね。私たちはそれも知らずに購入したわけですが、少し前の住宅や高級住宅なんかでは割と銅が住宅に使われている場合があります。お寺なんかも多いですね。
雨どいだけではなくて、屋根の一部が銅という場合もあります。
田舎の邸宅に多い感じがします。
銅は経年で金に近い色合いからだんだんと変色して、青緑っぽい色に変わっていき、その変化を楽しむもののようです。
目次
銅の雨樋や屋根に穴が開いている!
しかし、そんな色合いを楽しんでいる場合ではなく、我が家の銅の雨樋や屋根は穴が開いていたり、かなり朽ちていました。
内覧する際に雨樋の状態なんて見るわけなく、販売価格が安かったのもうなづけます^^;
調べたら雨樋の修理ってめっちゃお金かかるっぽい!!
しかも、今時ない銅なんて!!!
どうやら、銅の雨どいは通常の塩化ビニールの雨どいよりも寿命が長いそうですが、酸性雨や屋根の素材、塗装の薬材?によって穴が出来ることも多いとのこと。
そして、銅の雨樋は交換するよりも、修繕をして使うのが一般的なのだそうです。
穴を溶接したり、銅板を入れて修繕するそうなのですが、銅を扱える職人さんは限られているそうですし、何よりもめっちゃ開いてる!めっちゃ穴だらけなんです^^;
これでは、きっとかなり高い修繕費がかかるだろう・・と簡単に予想ができるわけですが、これを何とか自分達で出来る範囲で修理をしてみました。
雨樋の修理グッズを試してみる
ホームセンターへ行くと雨樋の修理テープや水に強い強力テープが売っています。店頭やネット通販などで一通りそろえてみました。
バスコーク
今回の雨どいだけではなく、いろんなところに使えるだろうと踏んで防水ばバスコークを購入。小さな穴は透明タイプのコークで埋めようと思います。
透明タイプです。
ニトムズ雨どいテープ
「雨どい修繕テープ」と検索すると大概出てくるのがこちらのテープ。ただし、銅製の雨どい用ではなくて塩化ビニールの一般的な雨どいの色合いに似せたテープです。こちらは余り容量がないので、ここぞ!という場合に使うのが良さそうです。
強力防水タイプテープ
雨に強いタイプのテープ。上の画像と下の商品は異なりますが、強力のテープの容量が多いものを購入
小さな穴はバスコークで、大き目の穴やひびはテープで、という風に使い分けました。
つなぎ目の隙間やズレから雨が流れていました。
ここにグルグルとテープを巻き付けました。
本当は穴の部分だけ小さくテープをちぎって貼っていくのがベストだと思いますが、今回は雨どいと雨どいのつなぎ目からジワジワと雨が漏れていたので大胆に巻き付けました。
必要あればヘラなどで空気を抜くようにして、ぴったりと密着させます。
ニトムスの雨どいテープは銅製の青緑とは合いませんが、まあまあという出来。
個人的には黒いテープの方が目立たないように思います。
仕上げに銅箔テープを巻くといいみたい!
上記のように茶色の雨どいテープや黒い強力テープでもいいのですが、銅の見た目にこだわる人は銅箔のテープを上から貼るのをオススメします。
銅のテープってあるんだろうか?と探したところアマゾンで手に入りました。
近くのホームセンターでは、アルミテープはあっても銅のテープはありませんでしたので、ネットでポチリ♪しました。
トタン屋根・雨どいの補修に緑青による屋根材・木材の化粧用にとあるので!!!銅だらけの家には使えそうです。
質感とはいうと、ギラギラです。
銅箔テープの表面はギラギラしています。
裏面には接着テープが付いており、この紙をはがして使用します。
銅箔テープ自体は薄いですが、結構しっかりしています。
※銅箔テープを扱う際は軍手をしましょう。手が切れる恐れがあるそうです。
表面はギラギラと光沢があるので、雨どいに貼った際は、ずっとギラギラだったら逆に浮いちゃわないか・・と少々不安でしたが、数日でサビっぽく変色するのでギラギラは最初だけ。
少ししたら銅独特の緑青になってくれるはずです。
↓こちらは銅の屋根にニトムスの銅箔テープを小さく切って貼ったものの例です。
数日経って、色が茶色に変化して馴染んでいるのが分かります。
この銅箔テープは買って正解でした。青緑の銅色を維持したい人はこれを最後に巻くのをオススメします。
ちなみに、今回は銅箔テープだけ、という補修はせずにあくまで強力テープを貼った後にこの銅箔テープで覆いました。
これでダメなら雨どいの交換を検討することにします。
今回は自分達で修繕しましたが、もう本当に我が家の雨どいは穴だらけで、手が届かない部分もありますし、一部外れたままのところもあります。
なので、近いうちに交換をしなければならないんだと覚悟しています。
雨どいの修理に関してはプランによっては火災保険も使えるようですし、色々調べてパナソニックから気になる雨どいが出ていることが分かりましたし。
この雨どい問題についてはまたレポートいたします!
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