心のどこかで「今販売されている米びつ」は「今販売されている標準のシステムキッチン」に収まるようにできている、
と思っていました。
勝手に。
ですが、、答えはNOです。
ちょっとビックリしたので、米びつエピソードを書きますよ。
新しいキッチンにしたのをきっかけに、米びつも新調したいと思っていました。
以前使っていたのは、シンク下に収まるスリムで背が高いタイプで、ボタンでお米の量を測れるもの。毎日炊飯する家なので、計量カップではなく、ボタンで測ってくれるのが良かったのです。
以前使っていたのは6kgの米びつで、こまめにお米を補充しなければならず、面倒でした。
なので、今回はなるべく大容量のものを希望していました。
米びつを選ぶ条件は以下の通り
- システムキッチンの扉戸棚の中に納まること
- 前方から米が出せること
- ボタンまたはレバーでお米が測れること
- まぁまぁオシャレなこと
- 12kgタイプ
以上なんですが、大体の人ってきっと、炊飯器の近くに米びつを置きたいと思いますよね?
炊飯器の蒸気を吸い込む機能のついたカップボードにしたので、炊飯器の下の扉開きの棚にしまいたいのです。
で、カップボードの高さがハイカウンターの場合は1035mm、蒸気処理棚の下は400mmくらい、なんですね。
もちろん、メーカーにも寄るんでしょうが、それほど大差はないと思います。
で、高さ400mmに入るような12kgタイプの米びつってないんです!ないんですよぉおお!!
最初、アスベルの米びつ12kgを見つけ、高さが41cmだったので「確か棚の高さ40cmだった気がするけど誤差かもしれないし・・入るだろう」なんて感覚で購入してしまいました。案の定、入らず、返品。
1cmの壁・・・なぜ?
計量機能がないタイプの米びつなら入るものもある
どんなに文句をいおうとも、自分の思い通りに地球は回っているわけではないので、ないものはない。
したがって、条件を変えなければならないのだけれど、スライドレバーで計量できるものじゃなければ入るものもありました。
こちらは上部のフタを外して升を使ってお米を出します。
我が家のように扉型の収納では、お米を測る際にわざわざ米びつを出さなければならず、現実的ではありませんでしたが、引き出し収納の方は良いのではないでしょうか。
こちらも12kgタイプですが上からお米を出すもの。
で、我が家の選択は結局。
どうしても炊飯器の下に置きたかったので、アスベルの6kgタイプにしました。
一度12kgを買って返品したものの、6kgタイプです。
高さが低いのでこちらは問題なく入りました。
結局、最初から6kgにしておけば良かったということなのですが、やはりちょくちょくお米の補充をする生活は変わりません。
でも、3~4人家族で毎日3合を炊く家庭としては、12kgくらいがちょうど良いと思い、幅が広くなっても背の低い米びつを作ってくれると助かります。メーカーさん!!!
米びつ問題まとめ
キッチンメーカーさんと打ち合わせをしている際に「オプションで純正の米びつは必要ですか?」と聞かれました。
キッチンの収納に着けるタイプのオプションで「米びつが壊れたり、サイズを替えたかったりしたら替えが効かないな」と思い、付けませんでした。
今思えば、そのオプションの米びつも高さ40cmに入るものだったのかどうかは謎ですが、米びつを置くところが決まっていたら、メーカーさんに棚の縦横奥行をちゃんと確認し米びつが入るかしましょう!
または、米びつを選ぶときは、キッチン収納のサイズをちゃんと測って買いに行きましょう!
勝手に今、販売しているキッチン用具がシステムキッチンのサイズと合っているもんだ、と思いこまないように←私のこと。