同級生の多くは所帯を持って、ちょうど一軒家を購入するタイミングに入っています。
もちろん、アパートやマンションなど賃貸住宅の人も多いですが、田舎では「結婚、出産、一軒家」の流れがセットになっている傾向がまだまだあります。
女子会が開かれれば、どこで家を建てるだの、ハウスメーカーはどうだの、そんな話題ばかりです。
でも、そういった場で聞ける話ってとってもリアルでためになる。
見聞きした話を忘れないようにシェアしておきます。
目次
トラブル1:新築でビックリ!どうしてそうなった?インターフォンの話
新築で注文住宅を建てた友人の話です。
家に住み始めて数か月。留守番をしていた旦那が宅配便を受け取ってくれなかったことが事の発端。
ということで、確認したら・・・
鳴らない。
インターフォン、2階でならないんだそうです。
壊れている?と思い、ハウスメーカーに連絡したところ。
大体、2階建てを建てて、2階でピンポンが鳴らないなんてことは想定しないので、「インターフォンは2階も聞こえるタイプにしてくださいね♪」なんてことは言わない。
しかも、取り換えに8万も必要だったのなら、やはり最初に確認するべき!。
ちなみに、こちらのハウスメーカーはきっと日本中、誰もが知っているハウスメーカーさんです^^;。
トラブル2:あのハウスメーカーの営業の話
はい、インターフォンのトラブルと同じハウスメーカーさんのお話し。
インターフォンの件の他にも、建てた後のやり取りで、何度か連絡を入れたそうです。
・・毎回、担当者が変わっている(怒
・・全然引継ぎできておらず、話にならない(怒
どうやら、営業担当さんの出入りが激しいらしく、辞めていくらしい(苦笑
担当が変わるたびにクレームに関しても責任転嫁するような言い方になってきた、とのこと。
一生の買い物をするこちらとしては、担当者さんが変わると毎度説明しなくてはならないですし、手間です。
仕事辞めるのは結構ですが、せめて引継ぎはしっかり行ってほしいものです。
トラブル3:知り合いは逆に面倒くさい。造園に関するトラブル
家を建てる際、庭に関しては節約をして、自分達でなんとかするか別の業者に頼むことにしていたそうです。
そんなときに義母にいい業者さんいるわよ!ということで紹介してもらった業者さんというか年配の職人さん。
子供がいるので面している道からは見通しのよい庭にしてほしい、と要望を出したところ、1か月経っても2か月経ってもプランが上がってこない。
しまいには、言った、言わないになったり、依頼していたものを発注していなかったりと散々。
義母からの紹介ということで強くも文句も言えず我慢していましたが、余りの話の通じなさ加減にキレて
「一生、顔見ることないわっ!(怒」と言い放ち、後味悪い最後になったとのこと。
トラブル4:冬をなめていた!雪で一歩も外に出れない家
子供がいるので、周りの家に声が届かないような家がいい、ということで住宅街から少し離れた庭付きの一軒家を購入することに。
静かな環境に満足して過ごしていましたが、訪れた最初の冬。
農道に囲まれていて、除雪が入らねぇ。
道が狭くて宅配便のトラックが来れねぇ。
自分達で除雪をしないと家から出られねぇ。
今はいいけど、歳取ったら、どうやって生きようか、
という状態に。
家を購入する際に春夏秋冬通して検討することは難しいことですが、長年住むことを考えると、どんな季節でも住みやすい場所を選ぶべきですね。
トラブル5:広い家がいい♪大きなリビングの落とし穴!
30畳ほどある大きなリビングの家を購入。
広くてゆったりしていて、いいのですが、難点なのがエアコン。
広すぎて夏は部屋が涼しくなるのに時間がかかり、冬は暖かくなるのに時間がかかり・・。
しまいには扇風機やファンヒーターを導入することになり、結局光熱費がかかってしまった、とのこと。
エアコンの動力や場所にもよるのでしょうが、広々とした空間の隅々を好みの温度にするというのは、なかなか難しいのとムダも生じるものですね。
結局、部屋を区切るなどの対応をしたとのことでした。
トラブル6:畳敷きにこだわったけれど・・・あっという間にデットスペースに
最近、フローリングのリビングの一角に4畳ほどの畳敷きスペースを設ける家を良く見ます。
子供がいる家ならば、子供の遊び場になることも多いのでしょうが、私の友人の場合は同居する親のために設けたそう。
でも、リビングの一角を親の部屋にするのは夜、気を使うし、仕切れるようにしたところで狭い。
結局は物置のような状態になってしまって使えない空間になったしまったそうです。
トラブル7:水道の口径、電気の契約を知らなかった!
これは我が家の話。主に中古住宅で起こることですが、水道の栓や電気の契約ってそのまま引き継ぐことが多いと思います。
我が家は、まず水道の口径が広いもの(20mm)が付いていて、基本料金が高いです。
※昔は13mmが主流でしたが、最近の家は20mmがほとんどだそうです。
これは、購入後、水道局への連絡で判明しました。
次に電気ですが、こちらも物件購入後、電気会社に連絡した際に「以前に2契約されていたようですよ・・」とのこと。
なんやと?!
どうやら、一般の電気契約と商業用の動力プランに入っていたそうで^^;
いやいやいや・・。使っても使っていなくても、基本料金はかかるわけだし、いらないいらないっ。
「ご契約されないと、住宅設備の一部が動かない、などという場合があります」という説明を受けました。
実際、床暖房などの設備が入っていましたがもう設備自体が古いので動かないですし、電気契約のせいなのか設備自体のせいなのか分からないものが多々。
数か月住んでみても、動力契約していなくても不便はないことが分かりましたが、こういった光熱費がかかる家だってことは事前に不動産屋さんに聞いても、多分わからないことが多いと思います。
内覧でも水道、ガス、電気の契約までは頭が回らなかったですし、不動産屋さんもそこまで把握してなかったんじゃないかな^^;
物件を決める際に、全ての家が「一般的な家」とは限らないので注意が必要ですね。
参考→ 水道口径の話(あつおさんのブログ)
トラブル8:住宅設備が壊れまくりの家
購入する際にエアコン他、住宅設備に故障がないか調べてもらったものの、実際住んでみて数か月、エアコンは動かなくなる、ジェットバスは動かない・・などトラブル多々。
まぁ、中古なので仕方ないか・・とは思うものの、結局修理代や交換費用が莫大になりました。
これで水道管が破裂した、ガス管が交換だ・・なんてことがあったら・・無理です。
中古物件を購入する場合、住み始めたら壊れた、ということは多々あって、運みたいな部分もありますが、既存の設備がいつ壊れてもおかしくない、と思って購入するべきですね。思わぬ出費がかかます。
トラブル9:ご近所への挨拶周りで分かった住所の問題
土地を買って、新築を建てた友人の話。
その土地の売主は隣に住むおばあさん。
元々持っていた敷地を売ったわけですが、あらゆる手続きを経て、家も建ち、ご近所へ挨拶周りに行くことに。
もちろん、元土地の持ち主のおばあさんの家にも行くと、表札のところに住所が。
あれ?自分と同じ住所・・・。
そうです。元々、おばあさんの土地だったため、住所が同じ。
これでは郵便など不便もあるということで、役所へ行き、住所を変更してもらったそうです。
諸々の手続きをおばあさんと一緒の住所にしてしまっていたため、やり直し。二度手間になって大変だったそう。
土地を購入する際に、住所も新しく発行されているだろうと考えていたため、隣と同じ住所であるとは思っておらず盲点だったそうです。
トラブルなく完璧な家って、じっくり話あって、じっくり時間をかけて作った家じゃないと、なかなか難しいのかもしれませんが、何かの参考になったら幸いです。
また、見聞きしたら更新します!