私がまだ小さい頃の話。新聞についてくる折込チラシで、物件の間取り図が載っていると「ここはパパのお部屋~」「ここは私たちのお部屋~」なんて決めて、大きなベランダがあれば「ここでバーベキューしたり、花火を見るんだ~♪」なんて思っていました。
大きなベランダって多分30年前くらいはトレンドだったような気がします。
やたらとベランダが大きかったような。それがステータスだったような・・。
でも、今は違いますね。お金持ちの大きな邸宅ならまだしも、ベランダは割と小さ目、庭もほとんどない、のが一般的でしょうね。
それよりもリビングや納戸を大きくしたり、ウッドデッキを設けたりするのがトレンドように感じます。
さて、我が家が物件を決めた際、一つ気がかりだったことがあります。
それは、ベランダがないこと。
洗濯物を干すためのスペースやサンルームなどもありません。
どこに洗濯物を干そうか・・と心配だったのです。
ベランダを使わなかった理由
それでも、この物件を決めたのは、洗濯物を干す場所がないこと以外で気に入ったからなのですが、実際住んでみての感想を述べたいと思います。
ベランダが絶対必要か?という点では、元々なくても大丈夫派、でした。
というのも、新居を決める前に住んでいた小さな小さなアパートには、申し訳程度のベランダがありました。
でも、ベランダをほとんど使わなかった。
使ったのは布団を干すときくらい。
それ以外は物置きになっていた。
という実績?があったのです。
そもそも、アパートはお風呂や洗濯場は1階にありました。
家族3人の洗濯物をわざわざ2階へ持っていって干し、片づけるために1階へ持ってくる、というのがなかなかの苦労でした。
そして、ベランダを余り使わなかった理由がもう一つ。
私たちの住んでいる地域は、晴れの日が少ない。ということ。
したがって、結局、部屋干しが多いのです。
これらの理由からベランダがない物件でも、それほど抵抗がありませんでした。
ベランダがない家で洗濯物はどうしているのか
新居はベランダがなくても、中庭があったので幸い外に干す場所がありました。
中庭には物干し竿をつける場所はありませんでしたが、景観を優先するため、つけることは全く考えず。
中庭に地面に置くタイプの物干しを置き、洗濯物を干しています。
使わないときは畳んで片づけられる物干しです。
雨の日は使っていない部屋がランドリールームになっています(笑)
本来はサンルームもあった方がいいとは思います。
が、我が家は中庭を囲む感じで家が作られているため、あまり生活感が見えるようなことはしたくないな・・というのが本心です。
でも、余っている部屋があるからそうなったというだけで、そこに親が同居する、などということになったら、脱衣所の天井にこれをつけると思います。
このように天井につけるタイプは2種類あり、引っ張ることで出てくるものと、物干しをひっかける吊りが出っ放しのものと。
個人的には見た目の問題で天井に収まった方がいいと思うので、これをオススメします。
本当は物件を購入した段階で室内物干しを設置しようと思ってはいたのですが、まだ部屋が余っているので今のところ見送っています。
実は、私たちが新居を決める前に住んでいた小さなアパートも、小さなベランダもありましたが、このような天井付けタイプの室内物干しが脱衣所と寝室(ベランダのある部屋)と2か所ついていました。
結局は室内干しが多かったので、ベランダはあるのにこしたことはないけど、ベランダがなくても、このような室内物干しで対応できる、というのが私たちの結論です。
- 雨が多い地域である
- アウトドア好きの家族はいない
- 洗濯機は2階ではない
- 外に置くタイプの物干しを置けるスペースが少しでもある
のであれば、ベランダはなくても大丈夫!と思っています。