筧の水も凍る冬がやってきました。

筧の水が氷っている
今年は先シーズンのように寒波の連続到来や大雪ということはないですが、寒いもんは寒い。
本格的な冬が到来して、12月~1月をこの家で過ごすのは初めてになります。
ダイキンの置き形エアコンで過ごす冬も初めてで、過去の記事で「暖房を使ったらまた感想を・・」と言っていたので、それらを踏まえて投稿したいと思います。
目次
古民家は寒い!
最近の新しい家は、エアコン1台で涼しい・暖かい、など断熱やエコを売りに、構造上も性能が向上して快適になっているのだと思います。
それに対して、我が家は築25年。
想像するに、建築時はバブル期真っ只中の頃でエコなんて二の次の時代だったかもしれませんね。
我が家は、壁は厚いことはエアコン取り付け時に判明したものの、窓は大きいし、障子だし、とにかく寒い、です。
そして、底冷えというのでしょうか・・・。
足元が寒い!と実感しております。
古民家をリフォームした方や田舎暮らしをしている方のブログなどを見ますと、やはりみなさん苦労されているようです。
老朽化による隙間風や断熱材の劣化など住設の劣化もそうですが、何よりも当時の家は、今ほど断熱を重視してなかったんじゃないかなーなんて感じるわけです。
床置きエアコンでどうだった?
我が家のエアコンはすべて床置きエアコンで18畳用を2台、14畳用を2台、10畳用を1台、計5台を入れました。
リビングとダイニングはそれぞれ18帖用を1台ずつ置いています。
で、冬到来。現在の使用方法とはいうと、
床置きエアコン1台+灯油ファンヒーター
で部屋を暖めています。
ひと続きだったリビングダイニングは仕切って部屋を狭くし、暖房効率を高めています。
仕切りに隙間があったりすると・・冷や~とした空気が流れてきて寒いです^^;
エアコンだけでも、ガンガン効かせれば、なんとかなりそうなんですが・・
- 立ち上がりが遅い
- 風が届く範囲が狭い
- 空間全体を暖めるのに時間がかかる
という理由で、結局灯油のファンヒーターも追加して、別角度から温めています。
ファンヒーターも付けたり消したり、ですけどね、ないと・・やっぱりちょっと足りないかなって感じです。
我が家はもう、他に選択肢はなかったので床置きに文句も言えないですが、私たちの地域ではエアコンだけではちょっと足らなかった、というのが結論です。
寒い家の暖房の工夫
先ほども述べた通り、空気は温まっても底冷え、はんぱないです。
ガンガン暖房をつけた部屋で、パソコンに向かっていて上半身は暖かくても、足元が寒いので椅子に体育座りみたいな状態になります^^;
そして、一歩部屋から外に出たら・・廊下が寒いッ!!!トイレ寒いッ!!脱衣所寒いっ!!!
って感じです。
我が家には床暖房の設備が元々あったようですが、設備が古くて使えませんし、今使ったら電気代も高いでしょう。
広い部屋、広い家は・・やっぱり寒いんですね・・。
ということで、家全体に断熱の工夫や暖房器が必要です。
トイレには人感センサー付きのヒーターが活躍
意外と寒くて困るのがトイレです。
みんなが使うし、寒いと体が縮こまって出るものも出なくなっちゃいそうです。
ということで、トイレには人感センサー付きのヒーターを足元に置いていて、これはとても便利です。
我が家は元々あったもので古いタイプですが、暖房効果は良いです。
扉など収納にかぶらなければ、部屋の隅に置ける形もコンパクトで良いと思いますが↓
トイレの角が収納や扉にかぶる場合も多いと思います。
そういう場合は、薄型のパネルヒーターなんかがいいと思います。
トイレは入った瞬間から暖かいのが理想なので、あまりケチらずしっかり暖かいのを選んだ方がよいです。
なぜなら、以前使っていた小型の暖房器がゆる~い風で、逆に寒かったからです^^;
また、人感センサー付っていうのもポイントです。
トイレに入るたびにいちいち何か動作したくないですからね。
リビング&ダイニングにはホットカーペットが欲しい
床が寒いと歩いた時に冷たさを感じるだけでなく、常に空気を冷やしているようで部屋全体が寒いです。
ラグ+ラグ下にアルミシートも敷いていますが、アルミシートが薄いものだったのもあって、あまり効果を感じていません。
床暖房の設備は交換できないので、最近考えているのがホットカーペット。
ダイニングテーブル下をカバーできる3畳、4畳の大き目サイズもあります。
↑ダイニングテーブルの下は、水拭きできるタイプが良い。
ただ、まず試したいのは、ラグの下に敷く厚めのアルミシートですな。
これはケチらずに分厚いのを用意した方が良さそう。(今使っているのが薄いので)
脱衣所には小型のファンヒーター
脱衣所には、足元にアルミシート+毛足の長いラグを敷き、小型のファンヒーターを付けています。
灯油ファンヒーターなのでとても暖かくなりますが、お風呂から出て、灯油がなくなってたりしたら最悪です(笑)
また、閉じられた空間での灯油の匂いもちょっと気になるかな。
ただ、脱衣所はタオルなども置きますし、子供の紙おむつなども転がったりしているので、できれば置き形ではなく天井か壁掛けの暖房器が欲しいです。
レビューなどを見ているとこれが良さそう。
こういうのは、後で交換も大変なので、絶対暖かさ重視で選んだ方が良さそうですね。
また、リモコンの使い勝手もよく確かめた方が良さそう。
お風呂も寒いから・・
お風呂場も寒いです。
入る前にお風呂場の戸を開けておいて、脱衣所のファンヒーターの空気を入れて温めてから入るようにしていますが、入っているとだんだん冷えてきます。
床のタイルもリクシルのサーモタイルを入れましたが、それ自体が温まることはないので真冬は冷たいです。
ユニットバスではなく、浴室に石材があることもあって、お風呂の空気も冷めやすく、浴槽自体もお湯がぬるくなりやすいので追い炊きをちょくちょくする、という状態^^;
湯船で温まっても、体を洗うために洗い場へ移ると子供が「さむいさむい」というので、お風呂場にも暖房器入れたいなー・・。
脱衣所でご紹介した高須産業のヒーターで防水の浴室対応のもあります。↓
ただ我が家は、現在松下製の換気乾燥機が天井についているので、それと取り換えがべスト。
子どもがいるので、シャワーの水などが直接かかっても問題なさそうな送風タイプが良いでしょうね。
となると、totoの三乾王は涼風も出るので夏場も使えいいなぁと思っています。
メーカーサイト:https://jp.toto.com/products/bath/sankanou/index.htm
寒さの根本を改善する断熱リフォームをしたい!
さて、ここまで説明してきて、上記はあくまで理想。
個々に暖房を入れていたら、冬場の光熱費どんだけ!って話です。
全部つけたらブレーカー落ちるんじゃないか?なんて思います^^;
できれば電化製品に頼らずに、もう少し家の寒さを何とかしたいです。
そうなると断熱リフォームが選択肢に挙がります。
最近は中古物件での需要もあると思いますね。
- 窓サッシを換える
- 壁の外張りや断熱材充填
- 天井や床下の断熱
などいろんな方法があり、補助金制度もあるようです。
我が家は冬場の電気代と灯油代で、光熱費がプラス2万円になっているので、長い目でみて、電気代との兼ね合いを考えると、断熱リフォームはありなんでしょうね。
まずはご自分の家の寒さがどこから来るのか、光熱費や予算の兼ね合いを考えて決めるべきだと思いますが、我が家は床下断熱はしたい・・・です。
参考:コメリさんのサイト
https://www.komeri.com/contents/reform/details/ofacility.html#con06
この他にも、窓側の障子をプラスチック障子にしたらいいか?とか窓に何か貼ればいいか?とか、諸々思いつきますが、それはまた今度。