先日の新築を有名ハウスメーカーで建てた友人の曇った顔が忘れられず、あの日から「有名ハウスメーカーでもそんな対応なんだ・・」と私もつられてある意味ショックでした。
我が家は新築ではなく中古物件ですが、元々は新築を考えていて、もし新築で建てるならば「住んでいたアパートを作った会社にしたいね」、なんていうことを話している時期もありました。
でも、その会社は家族経営の小さな設計事務所のような会社で、アパートの管理人でもあったのですが、いつも忙しそうにしていたことと、いつも電話に出る女性の方の声が暗かったのと、住んでみて「どうしてこれはこんな設計なの?!使う人のこと考えてるの?!」なんて思うところがいくつかあり、私的にはトーンダウンしていきました。旦那は気に入ってたみたいだけれど。
それでも、賃貸だったので大した問題ではありませんでした。
たまに主人と「もし私たちが新築を建てる、となっていたら、まず展示場とか見るのかな?」と。
きっと私たちは何の知識もないまま、イメージだけでハウスメーカーを決めていたことでしょう。どれも一緒だと思っていたことでしょう。
家の購入は住む人たちの人生を背負います。
安い買い物ではないですし、夢のマイホームなのです。
それを前提として、新築を注文住宅を建てた私の友人の顔を振り返ると、やっぱりなんというのだろう・・カルチャーショックというか。
注文住宅なのに、色々を不備があって、苦労があって、「私たちはこんな家しか建てられなかった・・」と言っている、あの顔が忘れられないのです。
そんなこともあったのと、住宅関係に興味もあっていろんな方のブログを見に行くのですが、結構私の友人と似たような境遇の方のブログを読みました。
つまり、家を建ててから不具合がたくさん見つかってトラブルになっている、と。
「・・そうなんだ・・知らなかったけれど、ハウスメーカーにそんな仕打ちを受けたら悲しいだろうよ・・」と同情せざるを得ません。
そりゃ、ユーザー側の話ばかりを見ているので公平ではないかもしれないけれど、知らなかったハウスメーカーの実態を知った気がしました。
地域性や施工業者にも勿論、勿論寄るのだとは思いますが、ハウスメーカーを決めるときは
ハウスメーカー名 + トラブル
や
ハウスメーカー名 +クレーム
なんかで検索して、実際にその会社で建てた人のブログなどを熟読して予備知識を得た方が良さそうですね。
中古住宅の購入の際も、よく「○○ハウス施工」などブランドアピールをした売り物件がありますが、中古物件でもちゃんと調べてからでも損はなさそうです。
もし、建売でも中古でも、中しか見ない、のではなく、床下まで潜らせてもらって亀裂がは入っていないか、家の外側をぐるりと回って壁やタイルや大丈夫かしつこくしつこく見るべきですね。
さて、私たちの物件のハウスメーカー?・・・分かりません(笑)
設計書は残っています。設計した会社は・・・もうありません(笑)
床下・・もぐってみようかな。